いなみ

言うよ、だって

今年も後半戦

皆さんは“堅あげポテトを食べるおじいさん”をご存知でしょうか?


その名の通り堅あげポテトを食べるおじいさんなのですがその食べるまでの葛藤ぶりが今、若い世代で話題になっています。


どのような葛藤をしているのか、気になることかと思います。


今回は特別にその葛藤ぶりを文章に書き起こすことが出来たのでここに載せたいと思います。


それでは↓







7/×日 都内某所 天気:雨 湿度:76%


インタビュアー(以下、イ)「本日は堅あげポテトに対して異常な葛藤を見せてくれるということで堅あげポテトを食べるおじいさんの家に来ています。それではよろしくお願いします。」


堅あげポテトを食べるおじいさん(以下、堅あげ)「ヴァイ(”はい“の意、歯が全部無いので発音が不安定)、よろすく」


イ「それでは早速堅あげに餌付けをしてみたいと思います。餌付けというと堅あげを下等な存在として取り扱っているような印象を与えるのですが、先に断っておきましょう。これは堅あげが直々に”そう”呼ぶようにと仰られたので堅あげの意思を尊重してこのような言葉を用いてるまでですので。ご了承を。」


堅あげ「(テレビに映せない程下品な笑顔を浮かべる)」


堅あげポテトを食べるおじいさんのババア*1「こらこら堅あげ、顔が歪んでますよ」


堅あげ「歪んでいるとは、どういう表現だ。私のこの眉目秀麗なご尊顔に失礼だと思わないのか。」


イ「(急にハキハキ喋るな、こいつ)」


堅ババア「すみませんねえ、本題と逸れるような結果になってしまって…後でこれ(左人差し指と親指で輪っかを作り、その輪っかに右腕までズボズボとする動作)しときますので。」


イ「(ババア…?)」


閑話休題


イ「それでは早速ですが堅あげが堅あげポテトに対して異常な葛藤を見せる姿をご覧下さい。(何を言っているんだろうな、私は)」


堅あげ「…。」


堅ババア「始まりますよ…堅あげはですね、この時だけは少年の頃を思い出したかような目をするんです。この時の目をくり抜いてですね、メルカリで高く売りたいと何度思ったことか。きっと良い値がつくに違いありません。」


イ「(うるさいな)」


堅あげ「…。」


堅ババア「(小声で)ちょっとちょっと、堅あげ?今ここで貴方が成果を残さないとテレビ局の人達が困るでしょう。普段通りでいいの、普段通りで。貴方はこんなクソフワフワした緊張下でビクビクするような男ではないでしょう。えぇ…?ミスをすると言うのなら

今ここで貴方の背骨に生花をしてもいいのよ」


イ「(ヤバいなこいつ)」


堅あげ「うわあ〜!(クソ情けない声)」


イ「(めちゃくちゃ情けない声だな)」


堅ババア「めちゃくちゃ情けない声だな!!!」


堅あげ「今日の湿度を言え、barbar(バーバー:ここではおそらくババアの意)。」


堅ババア「76%です。」


堅あげ「ふーん、じゃあ今ここで食べてもいいんだな?」


堅ババア「早く食べて下さい。」


堅あげ「まだだ…こんなクソみたいな湿度でペティトゥ(ポテト)を食べるのはペティトゥに対する冒涜だ。もう少し何かが、食べても冒涜にならないきっかけが必要なんだ。」


イ「(いいから、早く食ってくれー!!)」


堅ババア「テレビ局の方、もう既に何人も失神しているわ。きっと、この“放送事故(ほうそうじこ)”とも呼べる凄惨な事態に絶望を覚えているのだわ。早く救済しなさい。」


堅あげ「テレビ…テレビをつけろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」


イ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ピッ


テレビ「チリ🇨🇱が…チリが…














浮きました。」


堅あげ「(バリバリィ!)」


堅ババア「喰らったぞ(言い方)!!!!!!!!!!!ちゃんとそのでっけえ跳び箱みたいなやつにおさめたんだろうな!?!?!?!?」


イ「カメラです。(バッチリおさめました。)」


テレビ「チリが6900m程浮きました、浮遊都市になりました。チリの人達に中継を繋いでください。」


チリの人々「堅あげ!やりやがったな!(意訳)」


イ「あの、堅あげさん。チリの人達がめちゃくちゃ怒ってるんですけど」


堅あげ「」


イ「あの」


堅ババア「今ので全ての気力を使ったぽいです」


イ「何なの?」


チリ人「お前えええええええええええええええ、ふざけるんじゃないヨ!コロヌ!」


イ「国際問題に発展するぞこれ」


堅ババア「今日の所はこれで勘弁して下さい。」


イ「今日の所はっていうか今日で何もかもおしまいだろ。」


堅ババア「それではこれ(堅あげ)がこれ(昇天)でこれ(救わないといけない)なのでこれ(煙になって消える)で」ボォン


イ「こんなバグった業界は嫌だ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


地球の圧縮先:高田純二のもみあげ


ギュゥン









との事らしいです。


おしまい


参考文献:『絶対に人を救える三大忍術』 著:不明





















*1:妻、以下堅ババア