いなみ

言うよ、だって

J-POPを思考する

こんにちは、いなみです。


皆さんは「J-POP」というものをご存知でしょうか。


J-POP


J-POP(ジェーポップ、Japanese Popの略で、和製英語である)は、日本で制作されたポピュラー音楽を指す言葉であり、1989年頃にその語と概念が誕生した後、1993年頃から青年歌唱する曲のジャンルの一つとして広く認識されるようになった。J-POP以前と以後の違いは、BPMの早さや洋楽の影響を受けたメロディコード進行リズムにある。特に、昭和歌謡の時代の邦楽と比較して、グルーヴが洗練された作品は増加した。尚、一般的な音楽ジャンルとは異なり、先に「J-POP」と言う言葉を定義し、それに既存の楽曲を当てはめる所から入っていったもので、自然発生した音楽ジャンルではない。(Wikipediaより)


日常に蔓延っているものです。もうすでに日本人の9割9分は体内にJ-POPが流れているといっても過言ではありません。

何でも、最近では“胎教”にJ-POPを使うなんて話も聞くくらいなので生まれる前、胚の状態でもうすでにJ-POPまみれになってます。(ていうか成人男性の精子の時点でJ-POP型精子になってるとは思うんですけど学会とかで発表されてないっぽいし確信が持てないのであんまり大っぴらには言わないでおきます。)

金爆(ゴールデンボンバー)が好きな夫婦は女々しくてなどを胎教に使うし、井上陽水が好きな夫婦は少年時代を使用する…有名です。

前置きが長くなってしまいましたが、早速本題の方へ入ろうと思います。

僕はこのJ-POPに関して一つ、疑問点があります。それは…



J-POPの歌詞に良くある「君」って誰?



です。

上述した金爆の女々しくてに「君のシグナル、もう一度〜」という歌詞や少年時代にも「

修二と彰から出ている“青春アミーゴ”には君の代わりに“お前”という言葉を用いて「お前が来てくれて嬉しいよ」という歌詞があります。

不思議に思いませんか?「君とかお前とか…そんな急に言われても」と身動ぎしてしまいますよね?

僕はこの「君」とか「お前」のせいで一度恋煩いをした事があり、大変な思いをしました。「お前が来てくれて嬉しいよ」とか言われたらそんなの照れちゃいますよね。(実際には家のソファでケツを掻き毟りながらツムツムで700combo積み重ねてただけなんですけど)

僕は二度とこのような思いをしたくない!やだやだ!

そういうことで今回はこの「君」「お前」の正体を探っていきます。手順は3つです。


手順1 :大まかに予想を立てる。

金爆の歌詞、「君のシグナル」から連想される人物を思い描きます。シグナルとは日本語にして“信号、合図”のような意味を持ちます。なのでそれに関連する…それを使用するような人物を適宜、選別していきます。

@選別リスト@

上島竜兵…絶対押すなよ?という台詞→合図を使用しているので

・信号機…信号を使用している

・未来予想図Ⅱ…ブレーキランプ5回点滅 ア・イ・シ・テ・ルのサイン→信号、合図の両方を使用している

・仏滅…結婚式などおめでたい行事はあまりしない方がいいという“合図”

・ヤドクガエル…カラフル→触って見て欲しい(毒はあるけどね)という意思表示

柴田理恵


ざっとこのようなリストになりました。念の為他の歌詞でもリストを作成してみることにします。

secret base 〜君がくれたもの〜

「君と夏の終わり将来の夢 大きな希望忘れない」

夏の終わり…恋人のような…どちらかと言うと大切な友達的ニュアンスを感じます。

なのでその要素を含有する人物をピックアップしていきましょう。

・千鳥 大悟…志村けんとの親密な関係性

・インターネットタトゥー…一度乗せた電子情報は消えません

・ホクロ…気付いたら増えている、こわい

茨城県…県別魅力度ランキングにて群馬、栃木に後れる→夏の終わり(親密な関係の終わり)を彷彿とさせる

柴田理恵



このように整理することが出来ました。


手順2:精密な処理

上記候補を精査していきます。「本当にこの歌詞と合致しているのだろうか」「この歌詞はそれ(候補)に向けられたものなのか」「それは存在しているのか?(存在していないものに歌を届けるという考えは僕の信仰している宗教の思想的にかなり“まずい”のでマジで精査します)」等を見ていきます。

まず上島竜兵から

上島竜兵…存在しているが、金爆は上島竜兵に歌を届ける意思はないです。

信号機…存在している。また、日々お世話になっているので可能性はある。

未来予想図Ⅱ…存在…?存在している?作れば存在しているということにはなると思うのですが概念が曖昧過ぎるので今回は見送ります。(Amazonとかで売られてたら教えて下さい。)

仏滅…もうびっしり存在しています。何なら書いている今日が“仏滅”まであるので。(調べたら“先勝”でした。先勝?)

ヤドクガエル…存在しています。キモいので割愛します。

柴田理恵…存在し、金爆が送る理由も確かにあります。


secret base 〜君がくれたもの〜のリスト

大悟…存在します。しかし志村けんとの絆があるので優先度は高くないです。

インターネットタトゥー…存在しますが実体(?)は持たないし何よりこの歌がインターネットタトゥーに対して届けんとする歌だったら怖すぎるのでマジで勘弁してください。

ホクロ…マジで勘弁してください。

茨城県…存在します。また、歌っている人は確か茨城県出身だった気がします。多分違うかもしれませんがそういうことにしておいてください。

柴田理恵…存在します。



手順3:決めます。


この中で一番“濃厚”なやつを選びます。


順当に選べば“柴田理恵”になるのですが今回は不確定要素があまりにも多過ぎるのでもう1つ、正解をあげて結論付けようと思います。


今回のケースでいけば「君」の正体は



柴田理恵or仏滅になるのではないかという結論になりました。


まとめ


いかかでしたでしょうか。J-POPというのはこのように摩訶不思議なことが積み重なって出来た集積物のようなものなのです。

またそのようなものが複雑に重なり合い階層化したものを“美しい”と感じられる私達、人間の感受性もまだまだ捨てたものではないなと感じられました。

今回、このような駄文を最後まで読んで頂きありがとうございました。また似たようなものを書いていこうかなと思いますのでどうぞよろしくお願いします。

それでは今日はこの辺で失礼します。